非常に強い勢力の台風7号(ラン)は父島の北北西にあって、西北西に進んでいます。小笠原諸島は暴風域から抜けて荒天のピークを越えつつありますが、今日いっぱいは暴風雨に警戒を続けてください。
台風7号は乾燥した空気の影響でやや勢力を落としながら北上して本州の南に進み、14日(月)から15日(火)にかけて東海・近畿・四国などに接近し、上陸する可能性が高くなっています。
偏西風の影響を受けずにゆっくりと本州に近づくため、台風が最接近となる前の段階から風雨が強まり、広い範囲で荒天が長引くおそれがあります。往来の多いお盆の時期の交通機関に大きな影響を与える可能性があり、停電の発生など生活インフラへの影響も懸念されます。
台風災害は地震と異なり、事前にスケジュールをして対策を行うことが可能です。旅行や帰省・イベント参加等を予定している場合は今後の情報に注意の上、混乱を回避する事前の対策をご検討ください。
※「ラン」は米国が提案した名称で、嵐が由来です。
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