人の生活圏での目撃が相次いでいます。
きのう(19日)、砂川市ではクマが道路に面した畑に居座りました。獲物を隠す「土まんじゅう」も見つかっています。
畑の中で何かを食べるクマ。周囲にカラスが寄っても気にするそぶりもありません。実はシカを食べていました。
きのう(19日)午前11時ごろ、砂川市東豊沼でクマの目撃情報があり、HTBのカメラが到着した午後3時半ごろにも子グマ1頭は居座りつづけていました。
明らかに盛り上がった土の部分。いわゆる「土まんじゅう」という、獲物を土の中に隠す習性だといいます。
■北海道大学大学院獣医学研究院 下鶴倫人准教授:
「一度に食べきれないような獲物については、一度土や落ち葉で隠して、たいていの場合は近くに居座って、お腹が減ったら掘り返して食べてということを繰り返す。」
この「土まんじゅう」、見かけても安易に近づいてはいけません。
専門家はクマが近くで見ている可能性があるとしています。きのう(19日)午後4時半ごろに市の職員が花火で、この子グマを追い払いました。土まんじゅうもそのまま放置すれば、何度でも現れる恐れがあるとして、撤去されています。
クマの目撃はきょう(20日)も。道南の知内町涌元では午前5時半ごろ、ごみ箱がひっくり返される被害が。箱の足の部分は地中に埋め込まれていましたが、夜中に出した魚などの生ごみが入っていたということです。
クマがエサを求め、行動が活発化するこの時期。
専門家はこの秋は特に、人の生活圏で目撃されるおそれが高まっているとしています。
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