仕事や趣味、学習、連絡手段などあらゆる面で私たちの生活の一部となっているコンピューター。今の時代見たことのない人はほとんどいないかと思います。コンピューターがここまで主流になるまでにはどんな歴史があったのか、わかりやすく解説していきます。
- 概要
普段コンピューターとパソコンを区別して使うことはありませんが、コンピューターはパソコン(パーソナルコンピューター)すなわち個人利用向けのコンピューターや、ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット、スマートフォンなどの機械を含む、計算やデータ処理を自動的に行う機械や装置全般の総称なのです。
- 歴史
今でこそ、データ処理等の複雑な機能が備わっていますが、開発された当初は面倒な計算をするための役割で使用するための歯車型のアナログ式計算機でした。それ以前は、計算は主に女性が行う仕事でした。パスカルによって1643年に開発され、これは足し算と引き算のみ対応していました。その後、1671年にライプニッツが発明した計算機ではかけ算とわり算も対応可能になりました。
1940年代に入り、アメリカやイギリスで電子式計算機が開発され、その後日本では1953年に富士通が国内初のリレー式計算機を開発しました。この電子式計算機がコンピューターの基盤となって現在まで改良を重ね、今の姿になりました。
- いつから家庭用で使う様になった?
初期のコンピューターは主に研究開発や軍事用として使われていました。1950年代には、トランジスタなどの半導体が使われるようになり、その後もDC-DCコンバーターICなどのICが採用されるようになりコンピューターが小型化し、商用として使われるようになりました。
そののちに、1998年頃から一般家庭でもパソコンが普及し始め、現在に至るまで使われ続けています。
- ノートパソコンはいつから?
パソコンの中でもモニターやキーボード、タッチパネルが一体化したコンパクトなパソコンをノートパソコンと呼びます。携帯用として主に使われ、1980年代頃に開発され、膝の上で使えるという意味で「ラップトップパソコン」という名で販売されていました。
- まとめ
現在では、当たり前のように小さい頃から家庭や授業で使うコンピューターやパソコンですが、こういった歴史を経て、現在の小型で機能性の高いコンピューター各種の利用が可能になっているのです。今後も驚かされるようなテクノロジーが更に生み出されていくことを期待していましょう。