ビットコインやイーサリアムなどを代表として一般化しつつある仮想通貨。利用したことがない人はまだいたとしても、名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。いま、利用シーンが拡大しつつある仮想通貨の、知って得する便利な使い道を5種類紹介します。
仮想通貨の使い道01:資産運用に使える
仮想通貨は中央銀行など、管理主体を持たないデジタル通貨です。ブロックチェーン技術を活用することにより、セキュリティも堅固だと言われています。そんな仮想通貨は24時間取引することができ、まだボラティリティは高いものの、株式や債券のように売買取引することで資産の増やすことができる、資産投資先の一つとして注目を集めています。
また、売買をするだけでなく、レンディングする(自身が持っている仮想通貨を別の人に貸し出す)ことで、利息として利益を得ることもできます。
仮想通貨の使い道02-03:買い物や、資金移動に使える
流動性の高い仮想通貨は、最近ではビックカメラなどの家電量販店や、Eコマースにおいて決済手段として利用できるようになりつつあります。また、金融機関を通すことなく、個人間でスピーディにやりとりすることもできますし、公共料金の支払い、投げ銭、寄付などにも活用できます。円からドルに換金するといった為替取引の代わりに、仮想通貨を別の国に送金して現地の通貨に変換する、といった形でも利用できるので、複数の国に口座を持っている方であれば、旅行などでも便利に使えます。
仮想通貨の使い道04:オンラインエンターテイメントに使える
ここ数年で人気急上昇のオンラインカジノにも仮想通貨が利用できます。多くのメジャーオンラインカジノにおいて、仮想通貨は入出金の手段として利用できますし、最近では仮想通貨でそのままゲームをプレイできるオンラインカジノもあります。また、プラットフォームオリジナルの仮想通貨を発行するオンラインカジノも出てきています。
さらにオンラインカジノの進化系として、メタバース上にカジノをオープンする企業も出てきています。こういったデジタルプラットフォーム化が進んでいくと、親和性の高いデジタル通貨の方が利便性が高くなることも多いため、ますます利用シーンが増えそうです。
仮想通貨の使い道05:NFTアート購入に使える
仮想通貨で取引される著名なものとして、NFTアートも話題になりました。かつてはオンライン上にアップロードしたコンテンツに対する所有権が曖昧なことが数多くの問題を生みましたが、いまでは固有のIDを付与することで、複製ができない世界になりつつあります。そういった環境が整うことで、デジタルアートが普及し始め、その取引通貨として仮想通貨が利用されています。
まだまだ広がる仮想通貨の可能性
このように、現状普及してきている利用方法を見るだけでも、仮想通貨の無限の可能性が見えてきます。そして、これからさらに新しい技術、サービスが生まれてくることで、その利用しやすさや通貨としての信頼性も進化していくと考えられます。仮想通貨の未来がとても楽しみです。